2002年5月16日(木)
ワンルームマンションの原価
ある金融会社がワンルームマンションデベロッパーに対して自社所有するための融資を提案します。
「現在、新築ワンルームマンションを投資家に販売した場合の運用利回りは一戸あたり約4.5~5.5%。デベロッパーが投資家に販売せず、自社で保有することで投資効率を高め、同水準の賃料で通常より3~4%高い利回りによる運用が可能と(その金融会社は)見ている。……年間12棟の開発物件のうち10棟を投資家に販売し、残り2棟を自社保有して高利回りで運営することを(その金融会社はワンルームデベロッパーに)提案している。」(日刊不動産経済通信2002.4.5号)
投資家に販売するのはもったいないから自分で所有しろよ、金融の面倒は見るよ、ということです。
この記事での利回りに従いワンルームマンションの一般への分譲価格が利回り5%で自社所有を8%としましょう。自社所有となればそれが原価でしょう。だから分譲ワンルームマンションの原価は利回り8%、それが5%で分譲されるということです。
年間家賃収益4000万円とし利回りで逆算します。8%での5億円が原価(5億×8%=4000万)、5%での8億円が分譲価格(8億×5%=4000万)となります。
ワンルームマンションの販売広告費支払前での一棟単位での原価とはこんなものなのでしょうかね。


